こんばんわ、pekicoです。
私はHSPです。
HSPとはハイリーセンシティブパーソンで「敏感で繊細な人」という意味です。
私のHSPの診断結果はこちらをご覧ください↓↓↓
自分と他人の境界線
HSPと気づいてない頃の私は、本当に生きづらさを感じていました。
どれくらいの生きづらさを感じてたかというと…
- 周りが気づかないことばかり気が付いたり
- 周りの人が考えていることとずれがあったり
- 周りの人が普通にやってることが出来なかったりして
「生まれてきた次元を間違った」と思うほどでだったんですよ…。
でもHSPと分かった今では「周りとはずれがあるのが当然」の状態と思えるようになったので、気持ち的に楽になりました。
特にある言葉が生きることを少し楽にさせてくれました。今日はその話。
好かれたいHSPは無理をする
私が生きやすくなったきっかけの言葉が、蛭子能収さんの「期待は損ですよ」という言葉です。
HSPは”他人の期待に応えたい”という気質があるんですよね。
期待に応えて喜んでもらえることが好きということもあるけど、それ以上に嫌われるということを恐れてるんですよね…。
HSPは危機に対してとても敏感だから
嫌われる→このコミュニティ(群れ)から追い出される→生きていけない
と考えてしまって、期待に応えようとしてしまうんです…。
特に察する能力の高いHSPは相手の期待とか要望を敏感に感じ取っちゃうです。
- 期待に応えて友達に好かれたい…
- 期待に応えて彼氏彼女に好かれたい…
- 期待に応えて親に好かれたい…
- 期待に応えて弟姉妹に好かれたい…
- 期待に応えて先生に好かれたい…
なんとかこのコミュニティの中での居場所を維持するために相手に認めてもらおうとするのです。
でも自分の能力で応えらえるくらいのことならいいんですけど、自分の能力では到底無理なことだと…、もうそこにあるのは絶望です…。
「ああ、自分の居場所がなくなる!」って、絶望に突き落とされた気がしちゃうんです…。
だから多少の無理をしてでも期待に応えようと頑張っちゃうんですよね。
自分のために頑張るのではなく、他人に認めてもらうために頑張るんです。
HSPの身の滅ぼし方
”他人の期待に応えたい”HSPが他人にやってしまうこと。それは、
相手も同じように自分の期待に応えてくれる
と思っていること。
HSPは根本的に「期待にこたえたい」という行動理由だから、他の人も同じだと考えちゃうんですよね。
「私はあなたの期待に応えたのだから、あなたも同じように私の期待に応えてくれるよね?」と。
でもHSPではない人にとっては「他人の期待に応える」というHSP気質みたいなことはないので、お返しに私のために何かをしてくれるということはないのです。
なのでHSPは
私の期待に応えてくれない→裏切られた→信じられる人がいない→生きづらい
というループに陥ってしまうんです…。
冷静に考えれば「勝手に期待して、勝手に裏切られた!って感じてる」だけなんですけどね。
でも無意識のHSP気質の押し付けがまた自分を生きづらくしているというのも事実だと思います。
他人は他人、自分は自分
冒頭にも話したけど蛭子能収さんの「期待は損ですよ」の言葉。
この言葉は私にとっても衝撃的でした!
だって期待するのが当然、期待に応えるのも当然と思って生きてきたんです。
でも確かにこちらが期待したことに応えてくれたことがあったかというと…、ほとんど皆無と言っていいかもしれない…。
私は無意識に相手にも期待を押し付けて、期待に応えてくれないと勝手に裏切られた気持ちになってただけなんですよね。
つまり「期待して損ばかり」してきたんです…。
そう気づいて以来他人に期待するのはやめました。
ついでに自分にも期待するのはやめました。
これは悪い意味の諦めではなくて、いい意味の諦めです。無理に頑張ったりするのはやめようと思ったんです。
自分はHSPであり、無理して頑張ってもろくなことはないので、であれば自分のできる範囲のことだけ頑張ろうって、考えをシフトできるようになったんですよね。
最後に
子供のころお母さんから「私が子供時代にできなかったことをpekicoにやってほしい」といわれたことがありました。
でもよくよく思い返しえてみれば、習い事に通ったり、高校や大学などの進学を決めてきたのは「お母さんの期待に応えるため」だったんです。
自分がやりたいこと、習いたいことは全部却下されてきたんですよね…。
「相手の期待に応えることは相手の人生を生きること」と同じで、お母さんは自分の理想の人生を私に期待してたんです。
でも、大人になった今、HSPと分かった今では他人は他人、自分は自分と境界線をひけるようになりました。
今は自分の人生を生きようと、できる限りの範囲で頑張っています。
これからも感じたことを記事にしていきますね
今日も読んでくれてありがとうございました。
pekicoでした。
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