世界は優しさで出来ていない
こんばんわ、pekicoです。
私は強度HSPです。
HSPとはハイリーセンシティブパーソンで「敏感で繊細な人」という意味です。
私のHSPの診断結果はこちらをご覧ください↓↓↓
優しさで出来ているという錯覚
私が今よりも生きづらさを感じていた時に勘違いしていたことがあります。それは
世界は優しさで出来ている
と思い込んでいたということ。
今回はその話をします。
人は意外と優しくない
何度も書いていますが、私は「生まれ落ちた世界を間違えた」と思うほどこの世界に生きづらさを感じていました。
自分がHSPと気づいた今はある程度の対処が出来るようになって「この世界に仮住まいをしている」と思えるところまできましたが、以前の私はまるで異世界に迷い込んだような感覚でした。
その一つの理由に世間はそんなに私に優しくないというものがありました。
そもそもなんで世間の人が私に優しくしてくれるのかと思っていたかというと、HSPの特徴の一つに「人に優しくするのが当たり前」というものがあるからだと思います。
HSPが苦手なものに
- 人々と争うこと、喧嘩すること
- ネガティブなこと
- 社会の和が乱れること
などがあり、それらを回避するために「人に優しくする」という行動を取ります。
また「人に優しく」すると他者評価も上がるため、HSPは他人に優しくしないという選択肢はないんですよね。
自分がHSPと気づいてなかった私は「人に人に優しくすることは当然」と思っていました。
でも世の中全ての人が「人に優しくできる」わけではないということに気づいていませんでした。
優しくしたら優しさが返ってくると思っていた
「人に優しく」が当然と思っていた私は「人に優しくすると、優しさが返ってくる」ことも当然だと思っていました。
でも世の中の人がみなHSPの気質があるわけではありません。優しくしてほしいからと相手に優しくしてもそれが返ってこないということがたくさんありました。
それどころか優しくすればするほど、その優しさに付け込んでくる人がいる…。
自分が期待していたことと現実のギャップに私はとても戸惑い、どんな生き方をしたらいいか分からなくなってしまいました。
悪意を隠して近づいてくる人もいる
「世界は優しさで出来ている」と思い込んでいた私に悪意を隠して近づいてくる人もいました。
そういう人たちをのことを「エネルギーヴァンパイア」と呼ぶと後に知りました。他人のエネルギーを養分にしてしまう人のことです。
HSPは自分と他人の境界線が曖昧ですからエネルギーヴァンパイアの格好の餌食でした。今ならそういう人からは真っ先に逃げなければならないというのは分かっていますが、当時の私は
- 優しくすれば優しさを返してくれる
- 真摯に接すれば分かってくれる
- こういう人たちと仲良くしないとこの世界の住人にはなれない
- いつかきっと私に優しさを返してくれる
と淡い期待をもってエネルギーヴァンパイアに接していました。
でも彼らはそんな素振りは一切見せません。ただ私は精神的にも肉体的にも、時間も金銭的なことも全て奪われて終わっただけでした。
人を見分けることは出来ない
エネルギーヴァンパイアにエネルギーを吸い取られて分かったことは
私は人を見分ける力はない
ということでした。
エネルギーヴァンパイアのように悪意のある人がいる一方で、人に優しくすることができる人だっているはずと思ってましたが、生まれ落ちた世界を間違ってしまったと感じている私にはこの世界に住む人たちを見分ける力はないと感じました。
「この世界に仮住まいをしている」と思うようになった今でも、目の前にいる人が優しい人なのか、それとも優しくない人なのかといつも疑っています。
ただ優しくない人がいる、それどころか相手を傷つけても平気でいられる人が住んでいる世界ということをいつも念頭に置くようになりました。
だから私は独りでいる
人の気持ちというのはいつか何かをきっかけに変わります。
人とのご縁が日々流れていくように、人の気持ちも日々の流れの中で変わっていきます。
昨日まで優しかった人が今日も優しいとは限らないと私は思っています。
そうやって他人のことに気持ちの変化に私の人生が振り回されてしまうのであれば、「独りで生きていたほうが気楽」というのは私の今の生き方になり、そのおかげで「この世界に仮住まいをしている」というところまでは、生きづらさを緩和させることはできるようになりました。
最後に
人に振り回されて生きているHSPの方はたくさんいると思います。
私はその振り回されるのを回避するために独りを選択しましたが、人の性格や私生活にあった生き方があると思うので、ぜひ参考にして下さい。
これからも生きづらさを緩和するために工夫をしていきます。
今日も読んでくれてありがとうございました。
pekicoでした。
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